腸内環境を改善して万年ダイエットを卒業!簡単に痩せ体質を手に入れる方法

腸内環境を整えることがダイエットにも効果があるということが分かってきました。
もはや、ダイエット=摂取カロリー<消費カロリーという構図は古い常識となりつつあります。
もちろんこれはある意味正しいのですが、これをやり続けられるか?というといずれ無理がくるし長続きしないという方がほとんどです。
それよりも腸内環境を改善すると痩せやすい体質になり、ダイエットを卒業することができるようになります。
腸内環境を整えて万年ダイエットを卒業するための方法を、説明しますのでぜひ実践してみてください。
目次
腸内環境とダイエットの関係
近年、腸の中にはたくさんの微生物が存在しているということが分かってきました。
腸の中だけでもなんと100兆以上の微生物が存在しています。重さにすると約2kgもあると言われています。
この微生物たちが花畑のように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれることもあります。
微生物というと、あまりいいイメージがなく体に悪さをするような気がするかもしれませんが、この微生物たちは体にとって必要不可欠な存在です。もちろんダイエットにも。
腸内細菌とダイエット
腸内にどんな微生物がいるのかによって、太りやすい・痩せやすいというの分かりました。
たくさんいると太りやすくなる「デブ菌」とたくさんいると痩せやすくなる「ヤセ菌」です。
参考記事:何をやっても痩せないのは「デブ菌」のせいだった?「ヤセ菌」を増やして今度こそ痩せる!
この「デブ菌」が多く存在していると、同じものを食べても吸収が良くなってしまうことが分かっています。
100kcalのものを食べたとすると、102kcal分の吸収をしてしまうそうです。
もし一日に2000kcal摂取するとしたら、2040kcal摂取しているということになります。
たった40kcalかと侮るなかれ、年単位で考えると大きな差になってしまいます。約2kgの体重の増加です。
そうなると10年で10kg増えてしまうこともあるということです。
なので毎年ジワジワ体重が増え続けているという方は、腸内環境を改善してこの「デブ菌」を減らし「ヤセ菌」の比率を増やしていくことが必要となります。
腸内細菌のその他の働き
腸内細菌がダイエットに関係しているというのは、一側面なだけで他にもたくさんの働きに関与しています。
- 食べたものの消化を助ける
- ビタミンを合成する
- 免疫力の向上
- 気分を左右する
などの働きもあります。
このように腸内にどんな細菌がいるのか?ということがダイエットだけではなく健康にとってもとても重要になってきます。
腸内環境を悪化させる生活習慣
腸内環境を良くするためには食生活を変える必要がありますが、その前に生活習慣を見直すことが大前提にあります。
なぜなら、生活習慣で腸内環境を悪化させてしまうことがあるからです。
腸内環境を悪化させる習慣がある場合はいくら食生活を変えても効果は半減です。
なので、まずは先に腸内環境を悪化させている原因を断つことから始めましょう。
- 添加物の多い食事
- 抗生物質の服用
- 除菌のし過ぎ
- 喫煙や過度の飲酒
です。
添加物の多い食事
コンビニ食やお菓子、ファーストフードなどの添加物を多く含む食品を食べている場合は、なるべく添加物の少ない食品を選ぶようにしましょう。
抗生物質の服用
必要な場合はもちろん仕方ないですが、抗生物質を使うことで体にとって必要な微生物まで殺してしまうことがあるようです。
風邪などで抗生物質を使用した場合は、そのあとに食生活を見直すなどして、積極的に菌を取り入れる必要があります。
除菌
清潔過ぎる環境というのは、必要な菌まで除菌してしまう可能性があります。なのでアルコール除菌や除菌用のスプレーなどもほどほどにする必要があります。
特に幼少期の頃に土に触れずに育っていると、必要な菌の種類が少ないことがあります。
喫煙や過度の飲酒
これらも腸内の環境を荒らす原因になり、大腸ガンを引き起こす可能性もあるので注意が必要です。
頻繁に二日酔いになり嘔吐を繰り返していると、微生物の環境が悪化することも知られています。
タバコもお酒もほどほどにしましょう。
これらの生活習慣を見直していくことが腸内環境を改善していくことにつながります。
腸内環境を改善するための食事
ダイエットには「ヤセ菌」を増やす必要がありますが、それは腸内環境を良好な状態に保つことが大切になってきます。
腸内細菌は、善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3種類に分けることができます。
その3種類が、
- 善玉菌 20%
- 悪玉菌 10%
- 日和見菌 70%
という比率が腸内環境がいい状態です。
なので腸内環境を整えていくことが痩せやすい体質を作るのに重要になります。
腸内環境を改善する善玉菌
善玉菌は大きく分けて2種類あります。
乳酸菌とビフィズス菌です。どちらも一度は聞いたことがあるものですよね。
腸内環境が悪化している人は、善玉菌が少なくなっているので、善玉菌を増やすことが腸内環境を改善する鍵になります。
そのためには食事を改善していく必要があります。
では、一体どうしたらいいのかというと、善玉菌のエサになる食材をとる必要があります。
善玉菌のエサになるのはオリゴ糖
善玉菌はオリゴ糖をエサにして短鎖脂肪酸を作り出します。
短鎖脂肪酸は悪玉菌の繁殖を抑える働きがあります。さらに大腸の蠕動運動を活発にするので、便秘の改善にも役に立ちます。
オリゴ糖を多く含む食品
オリゴ糖が多く含まれる食品は、アスパラガス、ニンニク、玉ねぎ、エシャロット、ごぼう、バナナ、はちみつ、タケノコ、とうもろこし、ヤーコン、納豆、きな粉、そして母乳や乳製品にも多く含まれます。
これらをなるべくいろんな種類食べるようにすることが大切です。
オリゴ糖にも種類があり、それぞれにエサになるものが違うからです。
食物繊維を摂るのは腸内環境が改善されてから
腸内環境を改善というと、食物繊維をとろうと考えるのはまだ早いです。
腸内環境が悪い状態で食物繊維をとっても悪玉菌のエサになってしまうからです。
なので、まずはオリゴ糖を摂るようにして、腸内環境が改善されてからそれを維持するために食物繊維を摂るようにしましょう。
参考記事:便秘解消のための2ステップ!腸内環境を整えてから食物繊維を多く含む食品を食べよう
オリゴ糖をどれぐらい摂る必要があるのか?
一日あたりのオリゴ糖の摂取の目安は、2〜10gです。
大きめの玉ねぎ1個(200gだとして)、オリゴ糖は5,6gぐらいです。
なので、玉ねぎなら一日一個ぐらい摂る必要があります。
バナナは一本あたり(120gとして)、0,4gぐらいです。
色んな食材を複合的に摂ることで、オリゴ糖もバランスよくとれるので、様々な食材から摂るようにしましょうね。
オススメのオリゴ糖のサプリメント
食品からとるのが大変という方は、粉末のオリゴ糖を摂ることをお勧めします。
お勧めはカイテキオリゴです。
カイテキオリゴは、砂糖の1/4の甘みなのでコーヒーやヨーグルトなどに混ぜてもほとんど味を変えずに飲むことができます。
一日に5g(付属の軽量スプーン一杯)を目安にとりましょう。
複数のオリゴ糖を配合しているので、たくさんの食材をとる必要がないので、献立を機にする必要なく簡単にオリゴ糖をとることができます。
まとめ
ダイエット=摂取カロリー<消費カロリーはもはや古い常識となりつつあります。
腸内に「デブ菌」が多く存在していると、同じものを食べても余計に吸収してしまい太りやすい体質になってしまいます。
何をしても痩せないという方は、腸内環境を良くしていくことを考えてみてください。
腸内環境を整えるには、まずは善玉菌のエサになるオリゴ糖をとることです。
腸内環境が改善されたら、それを維持するために食物繊維を摂るようにしていきましょう。
オリゴ糖を食品からとるのが難しいという方は、オリゴ糖の粉末をとることをオススメします。
オススメのオリゴ糖は、カイテキオリゴです。
腸内環境を改善して痩せやすい体質を手にいれて、万年ダイエットは卒業しましょう!
腸内環境に関連した記事は、以下の記事も参考にしてみてください。
→何をやっても痩せないのは「デブ菌」のせいだった?「ヤセ菌」を増やして今度こそ痩せる!
→便秘解消のための2ステップ!腸内環境を整えてから食物繊維を多く含む食品を食べよう
→あなたの胃腸は大丈夫?31の質問に答えて胃腸の状態を知り大腸ガンを予防しよう